シクロクロス 全日本おっさん選手権
今年の全日本クロスは飯山での開催
年代別もそこでやる訳だが時間がいけない。
日没後の19時だ。
宿泊を強いるためにその時間にせっていしているとしか思えない
何時に開催しても、狙ってる選手は前泊するし、日帰りするやつはなんとしてでも帰るのだ。
私は家庭を大事にするので後者に分別される
地元にお金を落とすという大義名分を履き違えると人数の減少し開催その物が無くなり兼ねない。
試走時間は10時から14時
東京は9時にでても12時には着く計算だったが、途中高速の事故渋滞に引っかかる
停車するほどの渋滞の長さは3km、刻一刻と迫る試走時間の終了時刻
そうなるとやることは一つしかない。
ブレーキマークがガードレールに一直線に伸びた事故現場を通過するころには、普段着からジャージへ着替え終わっていた。
当然「ヘィ!!」という場面はあったがそこは安心してください素早く着替ます。
現着すると思ったより温かく素手に半パンで試走に行けた
試走
2週間前まで走行抵抗が国内一少ない木走路を走っていた私にとって
シクロクロスレースコースは危険が一杯
ちゃんと試走しているか不明なカメラ目線の私 フォトby信州ふぉとふぉと館
おっとっとカーブが連続し下りの木の根っこでは全押し、こりゃアカン
と思いうまい人の後ろについてなんとか乗車でクリアできるようになった
14時に終わった試走から出走まで5時間、その間コースは空いている・・・その間にレースは出来るのでわ・・・
やること無いので少し遅い昼飯「ねぎ玉牛丼」重りにしかならないものを食す。
その後会場に戻り今回の優勝最有力のゴローと他愛もない話をする。
そんな中、ゴローがスパイクを使うといってたのでおもむろに昨日突貫で作ったアレを思い出した
特注承りますw
その形をみてゴローがぶっつけ本番で使い出すと言い出した
普通の選手ならそのまま使ってもらってもいいんだが、優勝候補が使うとなると話は別。そのピンが万が一折れてレース結果に影響が出るようであれば本当に申し訳ない
全力で止めるも彼はかたくなに使うと言いメカニックにそれを渡して靴に装備させた
強度的には問題なはずだが後は運を天に任せる。
完全に日没し辺りが暗くなり照明に灯が点るがコースを完全に照らすには至らなかった。
昼の受付時に「完全固定によりライトの装着を許可します」と今決まったことを伝えられた。
今言われてもライト持って無いし。
スタート
本コースに入る前のアスファルトは得意分野さらに密集は私にとっては有利に働いた
シングルトラックまでにTOPで入れる状況であったがゴローの邪魔をしてレースを壊してはいけないので、6番手くらいで入った。
シングルのキャンバーでは私の後方で怒号が飛び交う中、無事にコースのボルトネック部分をクリア。
先頭が見える位置で走っていたが照明が当たっていないコースはタダでさえコーナーリングが不安な私にとってマイナス要素だった
ライト持っていても同じだったかもしれないが
それに加えハロン・セントラの時間しか練習していなかった私に取ってそこで限界を迎えた(早っ)
階段は腰の痛さから歩きあらゆる場所でゴボウ抜かれ。
挙句、暗闇で転倒。そのときは無痛であったがレース後に痛み出した
20位前後でレースを終えた。場内放送でゴローが勝ったことを知っていたので熱い抱擁をしてオッサン選手権は終わった
なんとしてでも帰らなくてはならない私は睡魔からくる幻影と格闘しながら帰路についた。
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