全日本シクロクロス M40

日本一を賭けたおっさん達の戦い

今までの結果

2年前 3位

去年  10位

さて今年はどうか

夜に出て会場近くのSAで車中泊

家にあるモソベル製品をフル動員して、納得の睡眠をとることが出来た

7時前に会場入りし、自転車を用意する

フレーム グラファイトデザイン WROCCA510mm
ホイール F:カンパニュートロン R:シマノエライ昔のデュラ
タイヤ  チャレンジ GRIFO32mm 空気圧1.9

さてゼッケンを付けるにあたって、前日「絶対行きます!!」と豪語していた龍太郎の姿を見つけることが出来ない

しかたなくFLきんちゃんにお願いすることに。。毎度すんません

今年のライバルは連覇中のコーヒー屋さんや前回のレースで敗れたミズタケさんまぁきりが無いけど優勝を狙って頑張る

去年の成績順で1列目でスタートラインへ

スタート

クリートキャッチでちょっと出遅れ10番手くらいで第一コーナー

2個前のやつがやたらへたくそで前がドンドン離れる

くだりのスイッチバックで前がズサー

巻き込まれ私も自転車に背負い投げされる

幸い体にはダメージがあっても自転車は無傷だったのでスグに再スタート

前は既に見えないが後ろも気配が無い

忍者返し付近で優勝候補の太一選手がディレーラーをぶっ壊し担いでいる

更にドンドンみんな故障で降って来た。

ノートラブルで2周目に突入

周回は4周に決定されていた

前4人くらいまとめて抜いたけど、こっちもドロ詰まりでストップ

フロントフォークのカンチブレーキ部分にドロが溜まり車輪がロックする

一生懸命指で掻き出しても乗った瞬間また詰まる

まわりもなんでやんとか笑いながらドロ詰まりにいそしむ。

担ぎながらドロを掻きだす技術を習得できた



そんな中ミズタケさんもディレラーをぶっ壊して振ってきた

ここで4位まで上がってきた。

3周目

このまま一気に追いつくぞと踏ん張ると「ブチっ」

脚の感触でディレーラーが私の極太トルクに負けたことがわかった

いままで抜いた人たちにごぼうヌカレされる

「最後までがんばれ」や「大丈夫」とか抜かれながら声をかけて頂く

きっとイヅちゃんがオレのカッコ良く担いでいる姿を撮ってくれているに違いないと思い絶対最後まで行こうと思う

4周目
もう前にも後ろにも人がいなくなった。
沿道には応援してくれている人がいなかったら遭難していると錯覚する

登りはもう走る体力は無く気力だけで体を上げていく

平坦は自転車に跨りストライダー状態。ケンケンしながら進め、くだりは無理矢理ペダルをハメて重力に身を任せてゴールを目指す

もうゴールラインを見たら涙がこみ上げてきた

リザルトを見たら11位・・・来年がんばろう

敗因はスペアバイクが無かったことに尽きる。

1週間前に組もうと思ったらクランクが無かったのでまぁいいかと思ったのが間違いだったな


WROCCAの軽いフレーム、独特のハンドリングはこのコースにマッチしていた

体と自転車はボロボロになったけどなんか凄く面白かった

色々挨拶して回って、車に乗って東北の和菓子屋三全で「萩の月」を購入していると電話が鳴った

龍太郎「いま着きました!!」・・・