オモテ

暗闇の中、2日連続のO台場。

集合場所にいくとまこちのみ。

気の合った仲間なので阿吽の呼吸で周回できるハズ。

信号待ちで朝焼けが綺麗だったのでマコッチを入れて撮ろうと思ったら
信号が変わりポーズもしてくれず走り出した・・あうんの呼吸が。

それでも周回に入るとひじょうに心地よいローテで進む
スピードも一定交代もスムーズ。

2周目に入ると凶暴なポール列車とジョイン。
ポールの引きが強すぎてほんま終ってる。交代すると10kmくらいスピードが落ちるくらいの実力差。ゴールはチギレる。

チギレて3周目に入る前に追いつこうと踏んでいると、集団に追いついた
けど、私を待っていたかペースがゆっくりだ。


冗談半分で追いつた瞬間アタック。集団は俺の強烈なアタックに見送るしかなかった。

みるみる差が開いたので、このまま行ってみようと思ったが監督からの無線が入り「無謀だ」と言われたが、聞こえないふりをして無線を切った。


そこから一人旅が始まった。とにかく辛いのが強烈な南風。

姿勢を出来るだけ低くして突き進む。逆に追い風は流してても結構なスピードを維持できた。

1回目の折り返しですれ違うので距離が測れる。結構な差がついた。

「行ける」

いつも引っかかる信号が幸運にも青、後ろは間違いなく引っかかる。

そして長い南行きの直線は上手いことトレーラーが沢山通ってくれたお陰でそれほど向かい風を受けずに折り返す。

2回目のすれ違いはさっきより開いている。もうこれは逃げ切り確定

残りを熱い思いをかみしめながらゴールに向かう。

後ろは来ない。だれも見ていないけど諸手を挙げた。


後ろでなにがあったかしらないが怪物ポールから逃げ切ったのは非常にキモチイイ。

みなさんありがとうございました。