フジアザミ

別名:筋トレレースに参加してきました。

コースは全長11.4kmと少ないものの標高差が1200m平均勾配10%最大斜度22%とヒルクライムレースの中では激坂で有名。
あとレース特別ルールで脚きりがTOPから15分で各関門通過しなければならない。普通あざみにエントリーするTR選手は別に気にも留めないことだが、底辺TRの私にとっては大問題である。

毎回ゴール寸前の関門で時計を見ながら審判に促されながら最後の力を振り絞ってダンシングするのが通例だ。
その15分前を走っている選手との見えない戦いをしている訳だが、その相手がBS田代やブリ長沼だったりする。
今回、m本さんと冗談気味に「m本さんがメッチャ速いタイムで優勝して、僕が足切りになったりして」なんて話してたのだが本人は大真面目だったに違いない。

約90名くらいでスタート。
スタート直後は九十九折になるまでひたすら直線。斜度もいきなり12%がずっと続く。そこをBSの選手達が先頭でカノウ選手の為に、いいペースで引いている。集団は一本棒、ギヤはずっとアウターのまま必死に着いていくがまぁ予想通り段々離れていく。そこからインナーに落としひたすらマイペース。

九十九折から平地気味と坂のミックスした感じで非常にペースを刻みにくく、周りに走っている選手と抜きつ抜かれつになる。その先に少しくぼんだような下りを通過するとそこからは残り1kmまで常に15%の激坂。
どこが最大勾配かわからないくらいずっとキツイ。この頃になると常にインナーxロー。ケイデンスも60前後、回している感覚とは程遠く上半身からの踏み込みでフォームも大きく乱れているのが実感できる。
でもカメラマンが構えているとキリッ!!

残り1kmになると平地の割合が増えアウターに入るが調子に乗って踏んでるとまた壁みたいな坂で失速する。そうこうしているうちに先に上って待っている人たちの声援が後押ししてくれる。そしてゴール前の最後の関門付近は黒山の人だかりでも無いが、大歓声しかも個人名で呼んでくれるのが聞こえるとギヤが一枚掛かるくらい元気がでる。


とりあえずゴール!実況のお姉さんが「T田選手ゴールです。今日チームメートが勝ったこと知っているのでしょうか」・・・えっと思わず振り返ってお姉さんを見ると「あのリアクションは知らなかったのでしょう」と。
その後一分しないうちに関門は閉じられた。まさか本当にそうなるとは。

m本さんに祝福の言葉&握手。
下山は監督の車で快適にくだれたのはホント助かった。
表彰式で入賞6人まで壇上に上がると事の重大さに気付く。
日本屈指のヒルクライマー達にホビーレーサーが競り勝ったのだから。
本当におめでとうゴザイマス。

あとÅ井君も20位で10ポイントGET。おめでとう
最後にしたから4番目くらいやけど21位以下同じ得点なので5ポイントGETの自分におめでとう。