*1264377623*[バックカントリー]三田原山バックカントリー
雑踏の東京を離れ新潟県妙高の外輪山の三田原山に行ってきました。

朝四時起きで長野県上田市をめざす。
長野時代の友人が住んでいて家族ぐるみの付き合いなので
とりあえず奥様と子供を預け、お父さんは山に芝刈りに見たいなのりで行ったとさ。

妙高杉の原スキー場のトップまでは、ゴンドラとリフトを乗り継いで
その後は自分の足で約2200mまで登る。

冬山は自転車の集団走行に非常に似ていて、深雪をラッセルするので先頭の人が
相当しんどい。
長野に住んでいた時は、先行して一番乗りがポリシーみたいなとこがあったが
今はわざとゆっくり行って誰かのラッセルの跡をトレースする。
もう若くないんだなと実感する。

着ているものは特別なものを揃えない。
今日も登っている時の上着は、自転車用のインナーとジャージ。

ただダラダラ登ってもつまらないので、とりあえずメディオ5分+ソリア1分
をサンセット。
2時間ほどでドロップポイントに到着。来た道とは反対側の斜面を滑る。
今シーズンの初滑りはいきなりの40°〜50°はある北斜面
しかし腰まで埋まる程のバウダーが迎えてくれたお陰でスピードはあまり出ずほぼ直滑降
もう一回登り返して、今度は雪屁が迫り出してるトコをジャンプ。着地で雪が舞い上がり視界が無くなる。
パウダーを滑る感覚は何にも喩えようの無い唯一無二の存在。
それに魅せられた人々をパウダージャンキーと呼ぶ。

自然の大きな滑り台を終え来た道を滑り降りる。
こっちの斜面の方が雪もヒザくらいで非常に滑りやすい。山を惜しむ様に同行者と撮影し合いながら、ゆっくりと降りる。

スキー場に降りてきて夢のような時間は終わり、妻子を拾い東京に帰る。
日帰りではあったが充実した日曜日が過ごせた気がする。