おっさん選手権in伊勢

年間でもっとも重要視するレースの一つ、オジサン版全日本選手権に参加してきました。

あいにく土曜が仕事のため、終わってからの出発。
深夜2時に到着、テントを設営し就寝3時。
昼からのレースだったので、目覚ましを掛けず寝たが、テントの設営場所が悪く
7時、朝日が入りテント内温度が急上昇し蒸し起こされる。
ある程度用意してまた寝ようと思ったが、三重県で開催なので昔の仲間達が
大勢来ていたので、そのまましゃべって昼寝機会を逸してしまった。

私の出場するカテゴリー1はオジサンのなかでも一番ナウでヤングなクラス。
なので現役選手ばかりでTRな方々も多数参加。

3kmx17周で平坦と聞いていたのだがスタートしてスグ一つ厄介な登りがある。
勢いだけでは登れず。無理をすればアウターでなんとかなるが後半のことを考えると無理はしたくない。
逆にゴール前はその分下っていてゴール前の直角コーナーがあり150mで
ゴールなのでコーナーに入った順みたいな感じなので直前の位置取りが激しくなりみんな死ぬ気でコーナーに突っ込むのが目に見えていた。


スタートするとやはり脂の乗った現役選手達。レース運びはみんな上手い。
ちょっとした逃げも一気に追いつくのではなく、一定の距離を保ちつつじわっと
追いつきなるべく脚を使わないようにしている。

そのなかで一番元気なのは広島のI堂選手。前回修善寺で行われたマスターズにも優勝。ピストのポイント2位とかなりオールラウンダーな選手。
西日本では有名選手のためみんなのマークがキツく彼が逃げに入ると集団も
かならず追いに入る。

中盤には二人逃げが決まりそうななか1人でブリッジを掛けるべく集団から抜け出すが届かず・・。

レースも残り8周になり無数にあった逃げも全て吸収され振り出しにもどり
ペースが落ち着くがまさに嵐の前の静けさ。
そこにタクリーノのN田選手アタック。
ペースが緩んだところだったので単独でぐんぐん差を広げていく。
今回タクリーノからは3名出場なのもありチームメイトがいい仕事をしている。

そこに3人が追いつき4人逃げが完成。しかし集団には優勝候補I堂選手が
まだいたのでみんなほぼ彼任せになっていた。
ピスト選手らしく下ハンを持って非常に高ケイデンスで滑らかなペダリング
ハイスピードで集団を引く。そしてそのまま上りで集団を丸ごと置いていき
単独で逃げに追いつく。

追走集団はもう10人しか残っておらず、タクリーノは引く理由がないので
引けるメンバーは限られている。差はどんどん広がりthe end。
あとは集団ゴールで集団では2位。平均スピード42.15km
結局狙っていたレースは7位と惨敗。逃げ5人との差は相当あったなぁ。

フレーム GDR メテオスピード530
ホイール マヴィック コスミックカーボン初期型
タイヤ  コンチネンタル コンペティション
コンポ  シマノ Di2


1位に見えないこともない。
8位まで入賞。