楽しい家族旅行のはずが・・

妻と休みを合わせて、二人の出会いの地白馬へ。
あと大阪の家族ぐるみの付き合いがある家族も誘う。

初日は移動があったので昼過ぎから、代わり代わり滑る。
最近、大都会に引っ越してしまったせいかいまいちスキー熱が冷めて来た感じがする。特にゲレンデになると1本滑ればいいかなって思う。
現時点の脳内趣味比率はゴルフ7:スキー3。

と言う事で二日目は長野に居た時のバックカントリー仲間(信州山遊びねっとさん)に声を掛けて
47スキー場の上から登り八方の沢に下るお手軽ルートに出掛ける。
奥さんにはお昼には帰ると言ってお許しを貰ったのだが。

大阪から来た家族の旦那もスキーの腕はあるので一緒に誘って入山。
47スキー場から小一時間上がるとドロップポイント。
先週からの雪でパウダーは40cmくらいか。
私と信州さんは深いパウダーを満喫しながら下っていくが、今回がバックカントリー初めての大阪の友達は深雪に七転八倒
タダでさえ体力が重要なバックカントリーなのに起き上がるのに体力が削られていく。
友達曰く「死を覚悟した瞬間があった」というほどキツイ斜面だったそうな。


何とか沢まで降りてきた3人。
既に友達の方は体力が限界を超えていたが最後に試練が待っていた。

あとは川に沿って帰るだけなのだが
普段この時期はスノーブリッジがあるはずの川にそれが無い。
こちら側の岸は下流に大きな堰堤があり乗り越えるのは不可能。
色々歩き回った挙句、川を渡る事に。

この時点で帰る時間は過ぎていて、奥様からは乾いた内容のメールが
届いている。

しかしココで躊躇している時間は無いので、浅いところを見つけ信州さん先頭に渡渉開始。上手い事川底の石を選び何とか向こう岸に着いた。
幸いブーツ内には浸水せずいけた。


これは駐車場に戻るための渡渉。



結構、未経験者を誘っていたけど今回の件で考え方が変わった。
冬山には十分な体力と滑走技術が伴わないとダメだと。

両方の家族に迷惑を掛けてしまった私は平謝り。
あちらの家族は人間が出来ていたおかげで許してもらえた。と思う。
こっち家族は・・・


こちらも参考にしてね
信州山遊びねっと 一ノ背髪北尾根 2011年1月9日