熊谷クりテ

今期実業団の初戦。

家から出発する時は大荒れの天気。ちょうど関東を前線が通過したようだ。
会場についても雨は次第に上がってきたが、風が相当強い。

でもまぁ走るころには止むだろうと考えていたので、コスミックカーボンx2しか用意していなかった。

試走してみると、前輪に装着されているディープリムのせいか、ハンドルがかなりとられる。
別クラスで予選を終えたチームメイトに聞くとやはりディープの人はふらついてたと。
予選時間が迫る中、ふとダハラさんをみると、私と同じホイールのハズがちゃっかり前輪をレンタルしている。
別クラスにでていたマコッチが「ホイール貸しましょうか」と言ってくれたので借りることにした。
せっかく前々日に一生懸命コンチネンタルのタイヤ張ったのに。

私は2組目だったので、1組目のレースを見ながらアップする。
見えている範囲ではなかなか強風のせいか向かい風でスピードが上がらずばらけにくい印象を受けた。
チームメイトの情報を聞きながらスタートラインに向かう。

号砲一発ペダルナイスキャッチでスタートはまずまずの位置につけられた。
一周目は様子見で進んでいくが、毎周回設けられているゴール地点が近くなるとどんどんアタックがかかる。
序盤はいい位置に居ればポイントを狙いに行こうと思って、その動きに乗って試みるが全然かなわない。
それどころかチョット頑張って前の方に位置取っていたので脚にきたので、集団後方へ。
集団はペースの上げ下げはあるものの、ポイントを無視すればそんなにきつくは無い。
ここは脚をためて最後のゴール勝負にかける。

最終周回はかなり位置取りが激しい。立ち上がりで少しでもまえと離れようもんなら、すかさず入られる。
そんな攻防に遅れをとり集団最後尾へ。とはいっても向かい風が強くひとつの塊になっていた集団の先頭は
スグそこにある。ゴール300m前からどんどん底なしにスピードが上がっていく。
その瞬間集団が真っ二つに割れた。一瞬躊躇したが先頭がシマノの選手だったので大外のラインを選んだ。
大外を回っているせいか踏んでも踏んでも別れた集団には追いつかない。最後再びひとつの集団になるが
もう前は詰まっていてスペースは無くそのままゴールへ。

20位までが予選通過順位だが、スプリント後に前に居る人数を数えると18人くらい。
ポイント獲得者が優先されるので、この中にその人たちが居れば予選通過したことになる。
数分後に発表されたリザルトをみるとなんと28位。
よく考えたらポイントとった人は優先されるのだからスプリントせんわなぁ。

敗因は、久しぶりに上のクラスで走ったので慎重になったのと、
位置取りやスピードなどみんな自分より凄かったということだと思う。
今回TRの中では一番ぬるいレースだっただけに完走したかったなぁ。
また出直します

そして各レースの決勝を観戦するが、チョット寒くて風邪をひいてしまったみたい。